世界の真ん中

努力なんてクソですよ。クソです。

占星術ネタ

昨年と一昨年がN太陽T冥王星合の2年だったので振り返る。


まず第一に、自分の将来像が明確になった。

端的に言うと、夢を見つけた。将来の夢。

幼稚園から何度か自分の将来の夢を発表させられる機会というものがあったけど、その際にはいつもその場の思いつき・あるいは友人のパクリをすることで済ませていた。

当時の自分は自分がどんな職業に就きたいかをイメージする力がなかったというのもあるだろうし、恐らくは面倒だったんだろう。夢を他人に話すなんて恥ずかしくないの?みんなどんな感覚してるの?って思っていた記憶もある。

花屋さんとかテニス選手とか色々言っていたけど、どれも全然真剣に考えていなかった。だってなりたい職業なんてないし。ていうかそんなこと考えてたら今の小学生生活が辛いものになるじゃん。早く大人になりたいって思っちゃったらまだ子供である自分を否定したくなってしまう気がして、怖かったのかもしれない。

そんな考えをしていたわたしももう成人してX年経ち、自分はどんな人生を送れたら一番幸せなのかをちゃんと考えるようになった。

その時に冥王星がズーンと太陽に乗っかってきて、でも当時それには気が付いてなかった。トランジットに興味なかったからな。

気が付いたのは去年の夏とか辺りかな。

年初めからふわっと、こういう仕事やってみたいなって思い始めていて、自分のホロとその仕事内容を何度も見比べて向いてるかな〜どうかな〜ってずっとやってた。

まあ向いてる気はするけど動機が足りないって感じなんだよね。依頼した方にもそう言われて、だよな〜って思った。仕方ない。


そして第二に、これまでの自分の生き方が反転した。

これはごく自然な流れで、頭の中で「あれ?なんで今までこんな風に生きてたんだっけ?」という自分の声が聞こえた。

よくそんなくだらない理由で学部選んだな、ってまるで他人事のように感じてた。過去の自分の決断を、完全に否定してた。心の底から。

でも理解できないわけでもなく、まああの状況ならしょうがないかな、切羽詰まっていたのもあるし、少しでも期待に応えたい気持ちもあった。

結局その辺りが無駄になった、というか裏目に出た結果が現状なんだけど、もうそれはそれ。これはこれ。今はいつか過去になるんだから放っておこう。問題は未来をどんなものにするかだ。

だからつまり今後は自分の意思を人生に反映させていこうと思った。それは自分にとってはもう180°視点が変わるようなもので、今考えるとそれも冥王星の作用なんじゃないかと。


で、次に、父親の印象が天国から地獄に落ちた。

父親は太陽ってよく聞くので、好きだった父が大嫌いになったのは冥王星の極端・0か100かって特徴と重なるんじゃないかと思うね。

いやーこれは本当にびっくりした。2016年最大のニュースだった。

今まで知ろうと思えば知る機会なんていくらでもあったろうに、何故か知ろうと思えなくて先延ばしになっていた問題だったんだけど。

ていうか本音は教えてもらわなくても構わないと思ってた。でも本当のことを知ったら、もう心の中は大嵐というか。最悪って言葉でもまだ足りないというか。ゼスティリア風に言うと穢れが体内に蔓延してる感じというか。

とにかくショックで初めは信じられなかったけど、まぁ事実なんだよね、普通に。だから受け入れるしかない。

正直もう顔も見たくない。これまでは大好きで恩も感じてたけど、駄目だこりゃ、って感じ。救いようがない。当時の状況諸々考えるとなおさら許せない。関わりたくないね、二度と。誕生日祝いのLINE来たけどスルーしてしまった。本人の誕生日もわたしからはスルー。だってなんて言えばいいのか分からない。

裏切り行為をした人に誕生日おめでとうなんて言いたくないし、言う必要も感じない。そう思うことすら拒否したいくらいだった。ていうかなんであっちはわたしに誕生日おめでとうなんて言えるんだろう?って不思議に思った。もしわたしがあの人の立場だったらお金だけあげて二度と近付かないけどな。だって合わせる顔がないし恥ずかしいし嫌われたくないって思うから。

でもあの人はそうじゃないらしい。心臓に毛が生えてるんかな。今まで楽しかったのに、その思い出全部台無しになったと思ったよ。そしてこんな最低な人の近くに何年もいた自分ももしかしたらまともな人間じゃないのかも、とか考えたけど、まあこの世にまともな人間なんて一人もいないと思うことにしたんだよね。実際そうだと思うし。

優しいあの人も見えないところでは悪さをするし、それを隠していい顔することもあるんだな、と勉強になった。今後に役立つといいな。


まあ言ってもこの程度なんですけど、N金星冥王星合なのでそこそこ冥王星に慣れていたおかげで大事故とか起きずに済んだのかな、と思う。個人的に娯楽の中で鬼気迫るものとか生死に関わるものは好きなので、これからもその趣味は変わらないと思うけど、やっぱり変動の一年だったなと振り返ってみて思った。周りからは見えないかもしれないけど、心の中ではずっとグラグラ揺れていた感じだったな。2017年になったらオーブ3度くらいになってたので落ち着きを取り戻したような気はする。


とにかく今後は周りに振り回されず自分の意思を大切にしたい。これって当たり前のことのはずなのに今まで全く出来ていなくて、そのことに本当の意味で気付けたので冥王星が来てくれてよかった。

この記事を読んだ人がもしいたら、トランジット気にした方がいいですよ。面白いので。